営業辞めた話
前の記事の続きです。
営業マンにせっかくなったのに辞めたんですが、これは家の事情も込みなので一概に職場が悪かったからとは言えません。
とにかく精神を病む営業なんですがその分会社にいる方は良い方ばかりでした。
表面上はブラックでしたがどんなに忙しくても取締役や専務が相談に乗ってくれるという普通ではありえない会社でした。
辞めたいとか嫌だとか会社に対する不満でも何言ってもオッケーでした。だから動けなくなるほどキツくても頑張ろうと思えた部分もあります。
でもブラックな体質なのは変わりません。
こういう環境をどう捉えるかは人次第だと思います。
就職や転職を考えてる方には内部のことは知り得ないことも多いので参考にはならないかもしれません。
ただネットなどからくる一般的なイメージだけで世界は成り立っていません。
悪く考え、予防線を張ることだけでなく明るく捉えられる要素もあることは言っておきたいです。
自分は入った頃は全く取れませんでした。入って何ヶ月も成績ビリを争うだけの毎日でした。
辛くて部屋で泣いた日もやる気を無くしてまじめに訪問しなかった時もありました。
それでも諦めずに沢山の方が自分に温かい言葉をかけてくださり、指導をしてくださいました。
その結果退職時には小さい会社でしたが営業成績2位まで上がれました。
1位になれなかったのでそこは惜しかったなと思いましたが、全く向いていなかったものでも多少の努力と周りの方の支えで数字がだせるようになりました。
人は賢いので不安なものを避ける為に全力で生きていきます。そのための情報は今の世の中たくさん転がっています。
でも本当にそれらが全てに当てはまることは絶対に無いと思います。
自分のようにダメでも形になることもあるし、思っても無いようなことが起こることもあります。
だから悪い事ばかり起こる確率は決して高く無いと思ってます。
将来のことで悩んでいる方にこういうこともあるんだなという一例にしていただければと思います。