クズでもニートでも生きる

借金100マン、でもニート。そこからなんとかしていく男です。

ゴト師を捕まえた時の話

こんばんは。


今日はパチンコ屋で働いてた時の話です。



ゴト師って一般的に伝わるんですかね?

一応説明すると台を不正に大当たりさせたり、不正な器具を仕込んだり、または玉メダルをロンダリングする行為をゴトと呼びます。


警察がパチンコに限らずこういう手癖の悪い人間を仕事師と呼んでいたのが業界用語っぽくなって

シゴト→ゴトと変換されていったそうです。



昨今も大工の源さんで右の入賞口に不正入賞させるゴトが行われてたそうでまだまだこういう事で生計を立ててる人間がいるみたいですね。



とはいえ最近は台にピアノ線やドリルを使ったりして基盤や入賞口そのものに不正をする大掛かりなゴトはメーカーもしっかり対策をしてきてるのでめっきり減っては来ています。



そんな中で1番多く行われているゴトがロンダリング行為になります。



これは1枚20円貸の台に5円や2円スロットのメダルを持っていって台に入れた後、精算ボタンを押して20円のメダルにしてしまうゴトになります。




誰でもやろうと思えば出来てしまうゴトなので本当によくやられたんですが、アナログ故に現場を押さえるのが難しいと言えば難しかったです。

(因みに今は台にメダルの検知機能がついてるのでバレます。絶対やめてください。)




ですから日頃お客様の挙動はよく見ていました。


その日、ホールを廻っていた時にメダルを流しにきたお客様がいらっしゃいました。


普通の業務です。

メダルを預かって計数機に流します。




47枚。




おかしい。こいつなんか変だなと思いました。




台に入れられるメダルの枚数は50枚で、1ゲーム回すのに3枚使います。

すると47枚になります。


また20円スロットの1,000円の貸メダルが47枚だったので一度も打たずに精算するとこの枚数になります。




でもこれは普通じゃないんです。




自分のようにパチンコスロットで稼ぐようなやつは出ようが出まいが当たりが終わったらメダルを流しに行くので少量の精算をすることがよくあります。


また台の状態を見るためにメダルが必要な台もあるのでそのために1,000円分だけ出して台に入れて回さずに見るだけ、というのもやります。





これ普通の人は絶対こんなことはしません。

0か100かの世界にしかギャンブル好きは生きてないので必ずまとまった枚数で流しに来ます。





その方は見ていた限り絶対プロではなかったですし、普段あまり見かけない方だったのでかなり気になっていました。





そのあと2回目、また同じ47枚で精算しにやってこられました。






ここで本格的におかしいと思い、上司にお客様が打って台を防犯カメラで追ってもらいました。





そして台を開けたところ、低貸のメダルが大量に出てきました。




複数台で犯行を行なっていて他の台でも確認できたので間違いなくこいつだ、という話になり3回目のこのこ精算にやってきたところを上司と一緒に捕獲しました。




一応反省はしていたようなので警察には渡さず弁償と出禁で対応は終わったようですが上司は結構詰めたみたいでした笑




大捕物ではないですがこれが自分がゴト師を捕まえた時の話です。




ゴト行為はどんなに小額であろうとも常習性があったり悪質だと捉えられた場合はまず警察を呼ばれます。




ガチの犯罪なので前科がつく可能性もあります。



見ている方の中にもひょっとしたらやったことある人居るかもしれません。


出来心でもたった2、3000円や何万ごときで人生に傷をつけるのはやめてください。


お金では解決できないくらいの問題になります。




次の機会でガチの窃盗犯の話もしてみます。

こっちは本当の刑事事件です。





今日の稼働


投資9460円

回収12902円


+3442円でした。


全然違うところの店を開拓しにいってたので夕方くらいまで全く勝負にならず、ちょっと後悔してました。

ただ高レートは設定状況も悪くなさそうなので今後お金ができたらこっちで勝負しようかと思ってます。

そういう意味では収穫でした。


いままでの合計+56321円



後24000…!

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